技術情報technical information
Team Developer
Team Developer 6.1J について
1) ソースコードのカラー表示
6つのエレメントについて色の指定が可能になりました。
- ブレーク可
- ブレーク不可
- インクルード
- コメント
- 文字列のリテラル
- キーワード
2) ドキュメント作成
ドキュメント作成ツールは、コード中のディスクリプションコメントを元に HTML ドキュメントを作成します。 Class、Window 、Function 定義をドキュメント化することが可能です。
3) デバッグの拡張
アプリケーション開発の時間を短縮します。
デバッグモード時、メッセージデバッグウィンドウに、Message、Class、Window、wParam、lParam、および Handle を含む各メッセージの詳細な情報を表示します。
5) グリッド・コントロールの拡張
Grid コントロールのエンハンスとしてサマリー・バーが追加されました。 各列に Maximum, Minimum, Total, Average, Count を表示設定出来ます。 また、プログラムで Excel や CSV、TXT、XML からグリッドにデータを 取り込むことが出来るようになりました。
6) 新たなチャート・コントロール
チャート・コントロール (QuickGraph) が新しくなりました。 3D のグラフ作成だけでなく、複合グラフの作成も追加されています。
7) .NET の拡張
- .NET Framework 4.0 が使用可能になりました。
ビルド設定で、 .NET 3.5 か .NET 4 のどちらかを選択可能です。 - アプリケーション・ネームスペースをビルド設定で指定可能になりました。
8) DBPipe
DBPipe は、.NET デスクトップや .NET ブラウザアプリケーションにおいて、 クライアント上にデータベース接続用のモジュールを必要としません。 これにより、管理者の配布時のコストを軽減することが可能です。
稼動システム要件 (.NETエディション/ Win32エディション )
対応OS |
・Windows 7 (32bit,64bit) ・Windows Vista (32bit,64bit) ・Windows Server 2011 (32bit,64bit) ・Windows Server 2008 (32bit,64bit) ・Windows Server 2003 (32bit,64bit) ・Windows XP Professional (※ .NETエディション → .NET Frameworkの.NET 3.5 SP1、4.0 に対応) Team Developer 6.1 SP3R 以降では、上記に加え 2つの OS に対応しています。 ・Windows Server 2012 (64bit) ・Widnows 8 Pro (32bit,64bit) ※64ビット版の OS では WOW64 にて動作します。 |
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ブラウザ | Internet Explorer 6.0以上 |
CPU | 上記OSに対応できるもの |
メモリ | 128MB以上のRAM |
ハードディスク | 250MB以上の空き容量 |
アプリケーションの配布について
配布先のクライアントマシン上で「Deploy.exe」を実行することで、実行環境を構築することができます。
実行環境構築モジュール「Deploy」の配布はライセンスフリーです。