・.NET Explorerは、Team Developer における関数の多重定義機能を使用するライブラリコードを生成するようになりました。これによりライブラリのソースコードを読みやすくなります。

２）ユーザーエクスペリエンスの強化

・グリッドの日時列は入力マスクを受け入れるようになりました。正確なローカル入力マスクを使用する事でグリッドの日時値をフォーマットできます。

・ESCキーを使用してグリッドセルの編集が保存できるようになりました。 SalGridSetCellProp/SalGridGetCellProp の CellProp_CommitByEsc グリッドセルプロパティを追加します。 このプロパティが設定されている場合、ESC キーは現在変更しているセル値を保存します。 それ以外の場合は値を破棄します (デフォルトの動作)。

・リボンセパレータに、実行時に参照できる名前が付けられるようになりました。

・キーボードアクセラレータの選択肢が増えました。属性インスペクターでは、メニュー項目に対してより多くのキーボードアクセラレータを選択できます。

・ドッキング可能なダイアログの新しい非表示/閉じるボタンにおいて、ドッキング可能なダイアログをユーザーによって閉じられないようにできます。
関数SalDlgHideCloseButtonは、指定されたドッキングダイアログのタイトルバーの閉じるボタンを非表示にします。これは標準のダイアログ ボックスでは機能しません。

・アクティブコーディングアシスタント (ACA) の機能強化
文字列変数連結のための新しいACA ショートカット。 sVariable|= と入力すると" sVariable = sVariable ||"を取得します。

・リッチテキストコントロールに両端揃え機能が追加されました。
SalRTFParagraphSetAlignment とSalRTFTextGetAlignment もJustify (4) をサポートするように変更されています。
　

３）新しいAPI

・SalRTFGetLastError - SalRTFDocumentSave() のエラーを新しいAPIでトラップできるようになりました。

・cdkBuildSettings が .NETビルド ターゲット用に拡張されました。CDK SetTargetType関数は.NETビルド ターゲットを新しく受け入れます。

・cdkClass.AddOperationが追加されました。CDK 経由で Web サービス オペレーションを追加する事が可能になります。

・SalGridDataExportText - SalGridDataExport() のインターナショナルバージョンが追加されました。
グリッドの内容を指定された区切り文字列で区切られて指定されたテキストファイルにエクスポートします。ファイルがすでに存在する場合は上書きされます。

・SalFileGetModuleName - 現在のディレクトリと実行可能ファイル名を検出するための新しいAPIです。

４）新しいビルド機能

・外部マニフェストXMLをexeファイルに追加するビルドオプションを追加しました。

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