技術情報technical information
OpenText Gupta SQLBase
SQLBase 12.3
1.データ保護監査
データベースに対するすべてのDMLデータ操作(INSERT、UPDATE、DELETE、COMMIT、ROLLBACK)は、別のデータベースに記録できます。データ保護監査機能の有効化と使用の詳細については、 『データベース管理者ガイド』の「セキュリティと承認」の章の「データ保護監査」サブセクションを参照してください。
SQLBaseを使用すると、データベース内のテーブルで実行されたすべての操作を別の監査データベースに記録できます。
次の情報をログに記録できます。
データベースで実行されるすべてのINSERT、UPDATE、DELETE、ROLLBACK、COMMIT操作。関連する行のROWID(該当する場合)、および操作を実行したタイムスタンプとユーザー名を使用します。
- INSERT、UPDATE、DELETE操作に関係するすべての列のリスト。
- UPDATE操作によって変更されたデータ(画像の前後両方)。
- INSERT操作によって挿入されたデータ(画像の後)。
- DELETE操作によって削除されたデータ(画像の前)。
LONGフィールド(LONG、LONG RAW、CLOB、BLOB)およびバイナリフィールドのデータは監査データベースに記録されませんが、そのオプションが選択されている場合、列が変更されたという事実は記録されます。
2.強化されたログインセキュリティ
Gupta SQLBase 12.3では、パスワード強度ルールを設定して、ユーザーが安全なパスワードのみを作成できるようにすることができます。管理者は、パスワードの最小長、英字の最小数、数字の最小数、特殊文字の最小数を定義できます。 『データベース管理者ガイド』の新しいpasswordstrengthsql.iniキーワードを参照してください。
3.強化された更新およびSQL機能
3-1.更新値のselectステートメントに計算を含めるための拡張された更新構文
- Update set a.value = a.value + ( select b.value from b where a.id = b.id )
3-2.@ADDDAY、@ADDMONTH、@ADDYEAR関数は、日、月、年をDATEまたはDATETIME値に追加します
- @ADDDAY, @ADDMONTH, @ADDYEAR
- @ADDDAY(date, days)
- @ADDMONTH(date, months)
- @ADDYEAR(date, years)
@ADDDAY、@ADDMONTH、@ADDYEAR関数は、整数の日、月、年をDATEまたはDATETIME値に追加します。 渡された日数、月数、年数が整数でない場合、値を整数にするために小数部分が破棄されます。 渡された日数、月数、年数が負の場合、値が減算されます。
3-3.文字列の新しい逆スキャン機能
- @REVFIND, @REVSCAN
- @REVFIND(string1, string2, start position)
- @REVSCAN(pattern, string)
@REVFIND、@REVSCAN関数は、@ FIND、@SCANと同様に機能しますが、逆に検索する点が異なります。つまり、文字列の末尾から開始します。
4.ストアドプロシージャで選択されるLONG値のサイズの拡張制限
SQLBaseで、maxsplonglength構成変数を介してストアード・プロシージャーで選択できるLONGの最大サイズを指定できるようになりました。 デフォルトは64Kで、これは以前のバージョンのSQLBaseで許可されていた最大値です。
サポート状況
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