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[セミナーレポート]3月11日開催 「名刺管理×SFA×地図情報」kintone無料セミナー

2019年3月11日(月)に「名刺管理×SFA×地図情報」kintone無料セミナーと題して、3社共催セミナーを開催しました。

本セミナーでは、サイボウズ株式会社は、現在11,000社以上の企業に導入されているクラウドサービス「kintone」について、導入事例を交えて講演しました。

キヤノンエスキースシステム株式会社は、SFAや名刺連携の“不都合な真実”に焦点を当てながら、導入目的を達成するために必要な仕組みについて講演。

あっとクリエーション株式会社は、「地図」情報を働き方改革に繋げる使い方の紹介に加え、地図アプリ「カンタンマップ」のデモンストレーションを行いました。

当日の講演概要と各セッションのポイントをご紹介します。

Session 1
誰もが簡単に営業支援システムを作れるクラウドサービス「kintone」のご紹介
サイボウズ株式会社

営業本部 西日本営業部 副部長
浜田 崇

Session1では、サイボウズ株式会社の浜田氏が、「kintone」の概要を紹介しました。

誰もが簡単に営業支援システムを作れるクラウドサービス「kintone」のご紹介

kintoneはプログラミングが必要なく、マウス操作だけで自由に業務アプリを作れるため、現場部門だけで運用を回すことが可能です。
さらにアプリストアには、無料でダウンロードできる業務テンプレートが100種類以上もあり、その手軽さから現在11,000社以上の企業に導入されています。
kintoneは様々な用途で導入されている中でも、2016年のユーザアンケートによると、「案件管理」「顧客リスト」「営業日報」と営業支援機能が利用用途としてダントツで上位3位を占めていると語りました。

後半では、kintoneをSFAとして活用している事例を紹介。
営業活動の情報を個々が保有していたことで、属人的な営業体制となっていたことに課題を感じた企業が、kintoneで営業情報を一元管理することを目的に導入しました。
情報を効率的に確認できるようになり、スピーディな顧客対応を実現。
個人商店型の営業から組織的アプローチが可能になった結果、新規開拓件数が2倍に増加しました。

Session 2
本当にSFAは売上に繋がるのか?なぜ今名刺連携なのか?不都合な真実とは?
導入前に抑えたいSFAと名刺管理の本当のトコロ

Session 3
導入定着率9割の「名刺管理×無料SFAテンプレート」を大公開!
~より使いやすく、よりわかりやすく。~

キヤノンエスキースシステム株式会社
営業部 課長
安川 俊大

本当にSFAは売上に繋がるのか?なぜ今名刺連携なのか?不都合な真実とは?導入前に抑えたいSFAと名刺管理の本当のトコロ

Session2では、SFAや名刺連携の“負の側面”(失敗する理由)に焦点を当てながら、導入を成功させるために必要な視点について解説しました。

事業戦略~カスタマーサポートまでの「売るプロセス」全体において、SFA/CRM情報の重要性を紹介。特にBtoB事業では、受注/失注がFace to Faceの“商談”で決まるため、営業情報の蓄積・活用は必須だと述べました。
SFAに蓄積されたデータをもとにした戦略設計から実行まで一貫性を保ったPDCAを回すことの重要性を示し、それによって企業競争力が高まり、売上向上につながると語りました。

SFAの課題である導入難易度の問題については、失敗パターンを「SFA導入5つの壁」として紹介。
さらに、SFA定着支援として期待される名刺連携も、実は導入後に有効活用されない事例が多いと指摘しました。
データ入力が楽になる分、あらゆるデータを連携した結果、「使われないデータ」が多くなり、“データ活用“という点で大きな弊害になるケースが少なくないという実態を紹介しました。
名刺連携導入の際は、「データ入力」「データクレンジング」ルールの定義が鍵となり、その運用をシステムでサポートする、という視点の重要さを強調しました。

Session3ではSFAの課題を解決方法として、名刺管理サービス「アルテマブルー」と「kintone」を連携させた「kintone無料SFAテンプレート」のデモンストレーションを実施しました。

Session 4
地図は「見る」ではなく、「使う」が大事!
カンタンマップ”で働き方が変わる!

あっとクリエーション株式会社
代表取締役
黒木 紀男

地図は「見る」ではなく、「使う」が大事!カンタンマップ”で働き方が変わる!

Session4では、あっとクリエーション株式会社の黒木氏が、地図情報の利用実態や可能性の解説、そして導入事例をもとにした「カンタンマップ」のデモンストレーションを実施しました。

サービス開発の背景として、当時、自身が建設コンサルタント会社で働いていた際、阪神大震災後に現地調査を行った経験から「仕事でカンタンに使える」地図サービスが作りたい!というコンセプトから生まれたのが「カンタンマップ」だと紹介。

カンタンマップは、プログラミング不要で、マニュアルがなくても使えるくらいカンタンな製品だと解説しました。
利用用途例として、後援会会員さん宅の個別訪問管理に利用する「選挙管理」や河川堤防点検、道路パトロールなどの「点検業務」、不動産物件紹介で利用する「不動産マップ」としての導入が多いと紹介し、iPadによるデモンストレーションを実施しました。

総括

セミナー終了後に行われた個別相談会は、多くの方々が参加し各所でディスカッションが行われました。
アンケート結果は満足度100%で、参加者のうち85%の方が「同じセミナーがあった場合、他の人に紹介したいと思うか」という設問に対して好意的な評価をしていただきました。
今後もキヤノンエスキースシステムでは、皆様の課題設定、課題解決に役立つセミナーを開催していく予定ですので、ぜひご参加ください。

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